Unity 2020.1 リリース

プラットフォームに関わる新機能とアップデート

あらゆるプラットフォーム(拡張現実、バーチャルリアリティ、モバイル、ウェブ、デスクトップ、またはコンソール)向けの体験を構築する方のための、開発プロセスをよりスムーズにする新機能と機能改善が盛り込まれています。

2020.1 の新機能

Unity では他のどのコンテンツ制作エンジンよりも多くのプラットフォームがサポートされているため、どんなに業界が進化しても、イマジネーションが向くままに、手元の IP を将来も使用できると自信を持って感じることができ、可能な限り幅広いオーディエンスにリーチすることができます。

Unity 2020.1 のマルチプラットフォームツールに関連する主なアップデートの一部を紹介します。完全な詳細については、リリースノートを確認してください。

Input System 検証済みパッケージ

2019 サイクルで、新しい Input System が導入されました。このシステムは、幅広い最新デバイスやカスタムデバイスからのアクションをプロジェクトのロジックとは別に結び付けることができる、統合された入力アクションウィンドウを提供するために一から構築されています。また、各種プラットフォームで柔軟性とスケーラビリティを実現します。最終的には以前の入力システムに取って代わるように設定されており、Unity のユーザーインターフェース(UI)システム(uGUI)、さまざまなコード実装方法、C# スクリプト生成、API および ドキュメントとの互換性を備えています。Unity 2020.1 で制作向けとして検証済みのパッケージとなり、ほとんどの入力ニーズに対して安定したソリューションを提供します。

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拡張現実(AR)とバーチャルリアリティ(VR)

AR/VR を有効にするための UX の改善

新しい XR プラグインフレームワークへの移行に伴い、プロジェクトで AR/VR を有効にするためのワークフローが改善されました。 

Unity 2020.1 では「Project Settings」の UI が簡素化され、プロジェクトを XR 用に設定するための時間を大幅に短縮できます。

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AR Foundation のアップデート

AR Foundation は、複数のハンドヘルド型および装着型 AR デバイスにわたってアプリケーションを構築できる専用のフレームワークです。

Unity 2020.1 では、AR Foundation でユニバーサルレンダーパイプラインが公式にサポートされています。ARKit、ARCore、Magic Leap、Hololens の機能のサポートも強化されています。

 

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モバイル

新しく登場するモバイルゲームの半数とモバイルゲームのトップ 1000 タイトルの半数で Unity が利用されています。Unity 2020.1 で利用可能な新しいツールと強化をご確認ください。

Device Simulator(プレビュー版)

2019.3 では、Device Simulator によって、Unity Editor から離れずにさまざまなモバイルデバイスの動作と物理特性をテストできるようになりました。それ以来さらに多くのデバイスが追加され、デバイスのリストの検索とフィルタリングを実行できるようにユーザー体験(UX)が改善されました。Device Simulator を使用して、特定の解像度やノッチ/カットアウトレイアウトのほか、RAM やチップセットなどのデバイス情報に基づいて選択された品質設定など、デバイス固有のカスタマイズをプレビューできます。

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Monument Valley 2 が表示されたスマートフォンを持っている手

モバイル向け Unity ランタイムの要件の更新

Unity ランタイムで、最低バージョンとして iOS 11 が必要となり、32 ビットビルドの作成がサポートされなくなりました。iOS 上の OpenGL ES のサポートは非推奨(2019.3 以降)となっており、Unity 2020.2 で削除される予定です。

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デスクトップ

Unity プラットフォームは PC、Mac、Linux プラットフォームへのワンクリックでのデプロイを可能にします。

エディターでの HDR ディスプレイのサポート

Unity 2020.1 で、エディターに高ダイナミックレンジ(HDR)ディスプレイのサポートが追加され、HDR 対応のディスプレイを使用している開発者がより幅広い色と輝度を利用できるようになりました。結果を確認するためにターゲットデバイス用にビルドしなくても HDR コンテンツを操作できます。この変更により、DX12 と Metal がサポートされます。

また、HDR サポートのための新しい C# API が導入され、開発者がデフォルトの Unity トーンマッピングアルゴリズムを上書きできるようになりました。これにより、カスタムのトーンマッピングを作成し、必要に応じて HDR 設定を有効化または無効化することが可能になります。

ウェブ

プラグイン不要のウェブにようこそ。さまざまなユースケースに合わせて、Unity の高度に最適化された新しい WebGL ビルドオプションを使用して、ネイティブ速度のパフォーマンスを実現できます。

WebGL ローダーとテンプレートの変更

Unity 2020.1 では、WebGL ローダーとテンプレートにいくつかの改善が加えられました。ロードのパフォーマンスを向上させるために、Unity 2020.1 ではビルドに固有の WebGL ローダーが生成されます。未使用のコードはローダーから削除され、選択されたプレイヤー設定に基づいて最も効率的なロードスキームが選択されます。

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コンソール

独立系開発者が、かつてないほど手軽にコンソールゲーム機向けのタイトルを公開できます。Unity を使えば、PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch、Google Stadia をターゲットに制作できます。

コンソール向けの統一された HDR API

開発の上級者は、単一の API を使用して、PlayStation 4、Xbox One、デスクトッププラットフォームにわたってレガシーなレンダリングパイプラインとスクリプタブルレンダーパイプラインの高ダイナミックレンジ(HDR)ディスプレイへの出力を行うための独自の変換プロセスを実装できるようになりました。

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