Unity 2020.1 では Unity の定評あるアーティスト向けツールにいくつかの新機能と改善が加えられており、幅広いユースケースでワークフローの効率がさらに向上します。2D の機能強化、アニメーションのアップデートに加えて、Cinemachine が検証済みパッケージになりました。
改良されたプロファイリングツールを使って、より明確な方法で、より正確なパフォーマンスデータを入手しましょう。新しいスクリプティング機能とテスト機能により、コーディングのワークフローと生産性を改善できます。
Unity では、皆さんがさらに生産性を高められるように、エディターとワークフローを改善しました。ワークフローをカスタマイズする方法がさらに増えたことで、頻繁に中断することなくフローを継続できます。パッケージマネージャーの新しいユーザーインターフェースでは、プレビューパッケージと検証済みパッケージをより明確に区別できます。
あらゆるプラットフォーム(拡張現実、バーチャルリアリティ、モバイル、ウェブ、デスクトップ、またはコンソール)向けの体験を構築する方のための、開発プロセスをよりスムーズにする新機能と機能改善が盛り込まれています。
このリリースでは、Unity で作業をしているテクニカルアーティストやグラフィックスプログラマー向けの機能がさらに安定化されており、新機能が追加されています。これにはユニバーサルレンダーパイプラインの Camera Stacking のほか、ライトマッピングの最適化などのライティングのアップデートが含まれます。
プリプロダクションが完了している場合は、Unity 2019.4 LTS の使用をご検討ください。
制作を特定のバージョンの Unity に固定することで安定性を最大化したい場合は、Unity の長期サポート(LTS)バージョンの使用をお勧めします。Unity 2019.3 と同じ機能が搭載された最新の LTS リリース、Unity 2019.4 LTS を現在ご利用いただけます。
LTS リリースには新機能がなく、API の変更や機能強化も行われません。これは 2019 年の TECH ストリームを引き継ぐものであり、今後 2 年間は、バグ修正を含む隔週での継続的なサポートを受けられます。
2 回の 2020 TECH ストリームリリース
さらに多くの新機能をパッケージとして継続的に配布しつつ、リリースサイクルを変更して 2020 年には 2 回の TECH ストリームリリースでコアアップデートを実施し、続く 2021 年初頭に LTS リリースを公開します。2020.2 の完全版のリリースは 2020 年秋の予定です。今後も引き続き、2017 年の LTS 導入以降と同じように、バグ修正を含むマイナーアップデートを行っていきます。