

LTS リリースは、最大の安定性とサポートを重視するクリエイター向けのリリースです。2020 年に Unity が追加した高品質の機能と改善点を、1 つのインストールにまとめています。2020 LTS には、ユニバーサルレンダーパイプライン(URP)、シェーダーグラフ、2D ツールなどに対するアップグレードが含まれています。
Cinemachine 2.6 が検証済みになり、技術的詳細を気にせずにショットを構成できるようになりました。Cinemachine でシーンの構成とインタラクションに基づいてカメラ動作を自動化し、プロトタイピングやイテレーション中にアートディレクションに集中できます。
Animation Rigging を使用してシーン内でアニメーション編集を直接行うことにより、モーションの視覚的な忠実度を維持し、イテレーションループを短縮できます。この機能に双方向モーション転送が追加され、いっそうリアルなアニメーションを実現できるようになりました。
最適化されたアセットワークフローにより、エディターでのイテレーションがスピードアップします。アセットインポートパイプラインの信頼性、パフォーマンス、スケーラビリティがさらに高くなりました。また、新しい軸変換設定により、3D モデリングツールを使用したラウンドトリップがさらに正確になりました。
Visual Effect Graph に出力イベントが追加されたことで、C# のデリゲートインターフェースを使用したスポーンイベントに基づいて、ライト、サウンド、物理リアクション、ゲームプレイを同期できるようになりました。
シーンのコンテキストや親プレハブを視覚化して、プレハブ化されたアセットを安全に編集できます。この新しいデフォルトのオプションにより、現在のシーンを離れることなく、プレハブのインスタンスを介して Prefab モードに入ることができます。
更新されたテンプレートは 2D パッケージがプリインストールおよびプリコンパイルされた最適な設定を備え、2D の制作をより迅速に開始できます。Sprite Shape の角により、角用スプライトをカスタマイズすることなく、角を視覚的に接続できるようになりました。
Burst パッケージをインストールすると、2D ボーンベースの複雑なキャラクターをアニメーション化して、パフォーマンスを大幅に高めることができます。実行時のスプライトメッシュのデフォーメーションに必要な計算がスピードアップします。
パフォーマンスの強化、最大で 50 倍高速化された検索と更新、ワークフローをスピードアップするキャッシュ機能など、プレハブのインポートが改善されました。