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Lucky Dayは懸賞が獲得できる簡単で、公正、かつ楽しいゲームを開発しています。2014年の立ち上げ以来、世界中に数百万人のユーザーを抱え、万人に幸運な一日を提供するというミッションのもとにLucky Dayを運営してます。
この記事では、Lucky Dayの広告収益化マネージャーであるJustin Rodriguez氏が、同じネットワークを利用しながらもironSourceのメディエーションプラットフォームに切り替えたことによって、どれだけマネタイズとユーザー獲得のパフォーマンスを改善することができたか、話をしてくれました。
ironSourceのメディエーションプラットフォームを利用してARPDAUを12%、リテンションを3%改善
Lucky Dayは長年ironSourceのアドネットワークを使って収益化を行ってきましたが、メディエーションプラットフォームは別のものを使っていました。私たちはironSourceとは非常に良いリレーションが構築できていたため、メディエーションプラットフォームについても試してみようと考えました。
ironSourceメディエーションのSDK実装後も、以前から利用していたアドネットワークをアプリ内ビディング経由でそのまま継続して利用することができました。
ironSourceのメディエーションソリューションに切り替える前とあとでパフォーマンスデータを比較すると、まったく同じアドネットワークとインスタンスを利用していたにもかかわらず、ARPDAUが約12%増加し、リテンションが3%上昇していました。
ironSourceのAd Qualityツールを利用したユーザー離脱の最適化
懸賞アプリ市場における競争が激化するにつれ、競合他社のブロックや、フロアプライスを設定して、指定した価格以上でしか広告を出せないようにすることが、離脱率を安定させるために重要なステップになりました。
Lucky Dayは、ironSourceのAd Qualityソリューションで提供している全ての機能を活用して、離脱とリテンションの分析および、アプリ内に配信される広告コンテンツのモニタリングを実施しました。リテンションや離脱、そしてCPMを細かい粒度で数値化できるので、競合他社広告のブロックが広告収益へ与える影響を予め把握した上で、検証することができるようになりました。
離脱とCPMへの影響を積極的にモニタリングすることで、影響が拡大する前に怪しい広告などを事前に検知およびブロックすることができるようになりました。Ad Qualityがもたらす、高CPMおよび継続ユーザーを保護する効果は、私たちのチームにとって不可欠でした。
"短期的には離脱率は不安定でしたが、長期的には安定し、これは私たちのチームにとっては大きな成功でした。"
- Lucky Day、広告収益化マネージャー、Justin Rodriguez氏
ironSourceのクロスプロモーションで高品質な課金ユーザーの獲得
離脱率を安定させられたことに加えて、クロスプロモーションも私たちの収益化とユーザー獲得戦略において非常に重要な部分でした。クロスプロモーションのおかげで、ポートフォリオ内で質の高いユーザーを維持しながらゲームをグロースさせることができました。ironSourceのクロスプロモーションソリューションでは、従来のビディングネットワークと同様に最適化運用でき、データサイエンスに基づいて専用ビッダーを利用できるだけでなく、通常のアドネットワークへ出稿する際にかかるマージンもかからないため、当社のクロスプロモーションキャンペーンをすべて走らせることができました。
"ユーザーがDice Kingsをインストールしているだけでなく、Lucky Dayも継続してプレイし、両方のアプリにおいて同一ユーザーを収益化できていることが確認できました。"
- Lucky Day、広告収益化マネージャー、Justin Rodriguez氏
最初にironSourceのクロスプロモーションを活用する際、Lucky DayアプリへDice Kingsアプリのクロスプロモーションキャンペーンを実施しました。当初はLucky Dayアプリにおける離脱率は8%ほどと予想していましたが、今のところ1%にとどまっています。
加えて、クロスプロモーションを通じて獲得したユーザーから得られたアプリ内課金収益が広告収益の2倍になっていることが分かりました。アプリ内課金が私たちの収益全体の4分の1以下であることを考えると、これは注目すべきことです。本質的に、ironSourceはポートフォリオ全体を通じて継続する質の高い課金ユーザーの獲得を可能にしてくれました。
ironSourceプラットフォーム全体を活用したパフォーマンス改善
メディエーションや、Ad Quality、そしてクロスプロモーションといったironSourceプラットフォーム内のすべての機能を組み合わせることによって、私たちはARPDAUとリテンションを改善できただけでなく、離脱率を安定させ、質の高いユーザーを継続的に獲得することができました。私たちは今後もironSourceを利用できることを楽しみにしています。