Unite 2023:Unity Industry 関連の新たなアップデートを発表

AGATHA HOOD VP, Customer Success Everywhere
Nov 17, 2023|6 Min
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Industry Executive Summit の会場からカンファレンスフロアに至るまで、Unite 2023 は、イノベーションと業界の刺激的な最新情報に満ち溢れていました。メルセデス・ベンツ、i2CAT 財団、エアバス、オーデマピゲ、AGCO コーポレーション、バンクーバー国際空港、キャップジェミニ、トムトム、シンシナティ小児病院など、Industry Executive Summit へのご登壇をいただいた各団体に深く感謝いたします。

Unite イベントの基調講演では、Unity Cloud のリリース、AI ツールなどに関するエキサイティングな発表が行われました。

Unity CEO & President Jim Whitehurst on stage at the Industry Executive Summit during Unite 2023

Unity Industry は産業界のさまざまな分野で仕事をする開発者、アーティスト、エンジニアの方々が、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、モバイル、デスクトップ、ウェブなど多岐にわたるプラットフォームに向けて、カスタムのリアルタイム 3D 体験の開発・展開を行っていただくためのスイートです。Unity Industry は、ご契約いただいている皆様の開発者体験をさらに上のレベルに引き上げるためのアップデートが重ねられ、ますます良い製品へと成長していっています。

Unity Cloud

Unite にて、Unity Cloud を披露しました。これは、皆様の開発を迅速化し、チーム間のコラボレーションを改善することを目指して設計された、新規および既存のクラウドツール群で構成されるスイートです。Unity Cloud によって、Unity で作られたリアルタイム 3D プロジェクトをよりクリエイター指向で、アクセスしやすく、コネクテッドなものにすることができます。

Unity Cloud Enterprise は、Unity Industry サブスクリプションに追加料金なしで含まれるようになり、また、Unity DevOps と Unity Asset Manager も付属するようになります。

Unity DevOps

Unity DevOps は、堅牢なバージョン管理ソリューションと CI/CD ソリューションをクラウドで提供することに特化しているため、リリースの頻度を上げ、バグを早期に発見し、より多くのアイデアを試して、より高品質のエクスペリエンスを届けることが可能になります。Unity Industry サブスクリプション 1 シートにつき、DevOps が 1 シートが付属します。これにより、次のことが可能になります。

  • Unity Version Control を活用して、デベロッパー、アーティスト、デザイナー、エンジニアのチームが効率的に共同作業を行えるようにする
  • Unity Build Automation を使ってテストの高速化・高頻度化を実現する。また、クラウドでマルチプラットフォームのビルドをホストできるので、組織内のコンピューティングリソースの負荷を軽減と、開発の高速化を実現できる
Unity Asset Manager(ベータ版)

3D コンテンツ開発に特化して設計された Unity Asset Manager はデジタルアセット管理(DAM)ツールであり、独自に所有しているコンテンツとライセンス付与されているコンテンツの両方について、唯一の信頼できる情報源(SSOT)をチームに提供します。Unity Industry サブスクリプションには、契約者様の組織でプールされるストレージ容量が 1 シートにつき 120GB 付与されます。これを使って、次のようなことができます。

  • シンプルなアップロードツール、メタデータのタグ付け、バージョン履歴、権限と役割の設定機能を搭載した共有ツールを使って、プロジェクトの 3D アセットを管理する
  • 3D、CAD、または BIM データを Asset Manager に取り込む際にリアルタイム 3D 対応にし、データをさまざまな形式にエクスポートする
  • ウェブビューアーでアセットを可視化し、あらゆる 3D アセットにコメントや注釈を付けて共同作業する
  • クラウド API を使用して、実行時にクラウド上のアセットをエクスペリエンスに統合し、エンドユーザーへの大規模 3D モデルのストリーミング、アセットでのコラボレーションなどを行う
  • クラウドでホストされた 3D アセットの表示やコラボレーションをすぐに行えるように構築されたリファレンスプロジェクトを使って、クラウドに接続されたアプリケーションを構築する
Pixyz Plugin 2.0

Pixyz Plugin 2.0 for Unity には、デベロッパー、3D データ制作スペシャリスト、3D テクニカルアーティストが、重要な作業をより迅速に行えるようにするための新機能や機能強化が盛り込まれました。このツールは本日より Unity Industry をご契約の皆様にお使いいただけます。注目すべき新機能をいくつかご紹介します。

  • Pixyz Plugin for Unity が Unity のパッケージレジストリから直接入手できるようになり、プロジェクトへの追加がより容易に。
  • Unity のユニバーサルレンダーパイプライン(URP)と HD レンダーパイプライン(HDRP)のサポートの追加。ツールボックスを使用して、プロジェクトの CAD ファイルや 3D ファイルのインポート、最適化が可能に。マテリアルとテクスチャは URP または HDRP 互換のアセットに自動変換。
  • Unity のプレハブとの互換性が大幅に改善。インポート時に CAD モデルからの階層構造の一部を維持した形でネスト状のプレハブを生成することが可能に。

詳しくはリリースノートをご覧ください。

AI 向けツール

AI はあらゆる産業に変革をもたらし、より創造的な可能性への扉を開いています。Unity は、産業分野のデベロッパーがビジョンのコントロールを完全に維持した形で、生産性と創造性を高めることができる新しいツールを発表します。AI モデルをランタイムに直接組み込むことでコンテンツが新しい方法でユーザーに反応・応答するようになり、皆様の顧客が皆様の提供するエクスペリエンスに触れる方法も変化します。

Unity Industry サブスクリプションをお使いなら、プロジェクトで AI モデルを直接活用できる AI ツール、Unity Sentis をご利用になれます。Unity Sentisは、Unity 6 以降のサブスクリプションにご登録された方はご利用いただけます。

また、リアルタイム 3D 開発のあらゆる側面を簡素化・高速化する、AI 搭載ツール・アプリなどのプラットフォームである Unity Muse が、Unite のタイミングに合わせ、アドオンのサブスクリプションとして利用可能になりました。

Unity visionOS ベータ版プログラム

また、Apple visionOS 用の Unity PolySpatial ベータ版が、Unity Pro、Enterprise、および Industry のサブスクリプションをご契約の皆様にご利用いただけるようになったことをお知らせいたします。

つまり、皆様が慣れ親しんだ Unity のワークフローと強力なツールを活用し、空間コンピューティングの新たなフロンティアを目指して、アプリを開発・配布することができるのです。

visionOS プラットフォームのサポートだけでなく、Unity の PolySpatial テクノロジーを使用して、デバイス上の Shared Space で複数のアプリケーションと並列にコンテンツを実行することができます。

Unity Industry と visionOS を使って、Apple Vision Pro 用の産業分野向けアプリの制作に取り掛かりましょう。

当社のチームにぜひご連絡いただき、Unity Industry が皆様のビジネスの制約を取り除き、発展させるうえでどのように役立つか、おたずねください。