Unity は当発表をもってゲーム領域向け Runtime Fee を撤回します
いつも Unity をご利用いただきありがとうございます。このたび、Unity のゲームコミュニティやお客様と協議を重ねた結果、ゲーム領域向け Runtime Fee を撤回する決定をいたしました。
年内リリース予定の Unity 6 を含め、Unity のいずれのバージョンで制作されたゲームにつきましても、Runtime Fee は発生いたしません。Unity 6 は、これまでの Unity の中で最も安定性とパフォーマンスに優れたバージョンです。私たちは、このバージョンを誰もが気軽にご利用いただけるものにしたいと考えています。
2025 年のサブスクリプションプランの変更
Unity は、シートベースのサブスクリプションモデルを今後も継続いたします。2025 年にサブスクリプション価格を改定いたします。なお、価格改定の実施については毎年見直される予定です。これらの価格改定は 2025 年 1 月 1 日に実施され、新規および既存の Unity Pro と Unity Enterprise サブスクリプションの購入、更新、またはアップグレード時に適用されます。Unity Personal は引き続き無料となります。
2024 年 9 月 12 日発表
注:このページに記載されている金額はすべて米ドル(USD)で表記されています。
ゲーム開発の民主化は、Unity のコアミッションです。ゲーム領域向けRuntime Fee を撤回することで、Unity のミッションと、コミュニティとのパートナーシップを再確認したいと考えます。
Unity Personal は引き続き無料でご利用いただけます。また、年内に予定されている Unity 6 のリリースをもって、総収益および調達金額の上限は現在の 10 万米ドルから倍の 20 万米ドルに引き上げられます。なお、Unity 6 で制作されたプロジェクトについては、スプラッシュスクリーンの使用は任意となります。
Unity Pro の価格が改定されます。1 シートあたり、年間 2,040 米ドルから 2,200 米ドルに引き上げられます。(※税抜)
Unity Enterprise の価格は 25%引き上げられます。(※米ドル価格の場合)Unity Enteprise をご利用いただけるお客様に制限はございません。ただし、年間の総収益および調達金額が 2,500 万米ドルを超える企業様は Unity Enterprise のご利用が必須となります。お客様・パートナーごとの異なるニーズに対し、カスタムプランを個別にご提案させていただく機会を、近日中に設けさせていただきます。
各プランの変更点について
- Unity 6 ではスプラッシュスクリーンの使用は任意
- Unity Cloud(Version Control、Asset Manager)
- Cloud Diagnostics
このプランは、年間の総収益と資金調達額が 20 万米ドルまでのお客様がご利用になれます。
無料
- ゲーム機や Apple Vision Pro にゲームを公開
- 優先的カスタマーサービス
- プレミアムサポートアドオンへのアクセス
このプランはすべてのお客様がご利用可能で、年間の収益額と資金調達額が 20 万米ドル以上のお客様はご利用必須となります。
1 シートあたり 2,200 米ドル/年(年額一括払い)※税抜
または 1 シートあたり 200 米ドル/月(毎月払い)※税抜
- プレミアムテクニカルサポート
- Unityソースコードへのアクセス
- 3 年間のアップデートと修正、長期サポートの延長
このプランはすべてのお客様がご利用可能で、年間の収益額と資金調達額が 2,500 万米ドル以上のお客様はご利用必須となります。
カスタム価格
サブスクリプションの最低購入数が適用される場合がございます。
よくあるご質問
ゲーム領域向け Runtime Fee とは何ですか?また、なぜ Unity はそれを撤回するのですか?
+ゲーム領域向け Runtime Fee の撤回はいつから実施されますか?
+この変更によって、私の Unity プロジェクトはどのような影響を受けますか?
+すでにゲーム領域向け Runtime Fee の予算を立てている場合はどうなりますか?
+自分が使用している現行の Unity バージョンの条件が将来的に変更される可能性はありますか?
+総収益額に応じて特定のプランを使用する必要はありますか?
+Unity Personal では引き続きスプラッシュスクリーンの使用が必須ですか?
+Unity Personal の総収益額のしきい値が引き上げられるのはいつですか?
+Unity Pro を使用していて、年間の総収益と調達金額が 2,500 万米ドルを超えた場合、どうなりますか?
+Unity Enterprise を使用していて、年間総収益と調達金額が 2,500 万米ドル未満の場合はどうなりますか?
+Unity Enterprise を使用していて、年間総収益と調達金額が 2,500 万米ドル以上の場合はどうなりますか?
+Unity Industry サブスクリプションプランについて、変更は予定されていますか?
+すでに契約している Unity Plus プランはどうなりますか?
+Unity 6 はいつリリースされますか?
+Unite 基調講演で、Unity 6 の最新情報や、デモをご覧ください。強化されたレンダリング性能、最適化されたモバイルブラウザービルド、高速化されたマルチプレイヤーイテレーションなど、高い安定性とパフォーマンスを持つ最新の Unity バージョンをご覧ください。