完全なハードウェアおよびソフトウェアソリューション

よくあるご質問
HP Omnicept Solution は、XR ハードウェア、AI、センサーフュージョンテクノロジーを 1 つにまとめ、ユーザーの状態をキャプチャして解釈することで、インテリジェントで適応性のある XR 体験を実現する、インテリジェントな XR プラットフォームです。
• HP Reverb G2 Omnicept Edition(ハードウェア)
• HP Omnicept Software Development Kit(SDK)(ソフトウェア)
• HP Omnicept SDK を統合するサードパーティのアプリケーション
はい、HP Reverb G2 Omnicept Edition は、完全な HP Omnicept SDK を購入することなく、ご購入いただけます。アイトラッキング、センサーデータ、推論情報を使用するには、VR ソフトウェアとの連携が必要です。追加機能に対応するソフトウェアと一緒に使用することで、ヘッドセットは目覚ましい性能を発揮します。ヘッドセットを対応するサードパーティのソフトウェアと一緒に使用しても、ハードウェア以外に追加の費用は発生しません。ソフトウェアを開発しており、Omnicept の開発者ツールにアクセスする必要がある場合は、追加の費用が発生しますが、センサーデータとアイトラッキング API(アプリケーションプログラミングインターフェース)そのものは標準で付属します。
プラットフォームの最小構成の全詳細については、HP Reverb G2 Omnicept Edition の「QuickSpecs」でご確認ください。
HP Reverb G2 Omnicept Edition は、フォービエイテッドレンダリングにより、ユーザーの視野の中心を識別し、GPU レンダリングのワークロードを中心視野周りに集中させることで、画質を高めています。これにより、周辺視野の画質を落とすことで、GPU レンダリングのワークロードを解放しています。「VR Ready」の GPU により、焦点領域のグラフィックス処理能力を高め、さらに優れたビジュアル体験を実現しています。これは、NVIDIA® Variable Rate Shading(VRS)を介して、対応するコンテンツや設定でのみ有効になります。注意:フォービエイテッドレンダリングアプリケーションは、HP Omnicept SDK または NVIDIA® VRS を使用してビルドおよびコンパイルされている必要があります。Unity にのみ対応しています。
VR ヘッドセットセンサーから直接入ってくるデータはノイズが除去され、対応する API(アプリケーションプログラミングインターフェース)を通じてアプリケーションに転送されます。より詳細なインサイトが得られるように、データを認知負荷などのより高度な命令情報に変換するよう事前にトレーニング済みの機械学習モデルに対して、複数のセンサーからデータが送り込まれます。将来、それらの手法により、面白いヒューマンインターフェースが新たに追加されます。VR アプリケーションは、それらの生体計測によって得られたインサイトを活用してトレーニングの効果を高め、不快な要素から気を紛らわせ、ウェルビーイングに対するさまざまなアプローチを支援して、VR でどのような物事(建築設計、自動車設計、エンターテインメントなど)をどのように体験するかに関して、より詳細なインサイトを提供します。注意事項:痛みの除去、患者による使用、医者による使用、理学療法、リハビリ、不安障害の治療用途で HP Omnicept を宣伝するのは、サードパーティの ISV パートナーのみに限定されます。HP は FDA による承認を受けておらず、そのような用途で直接宣伝を行う適切な法的枠組みを有しておりません。
Omnicept SDK は VR アプリケーション開発者用です。開発者が使用するゲームエンジンプラットフォームによって、Unity と Unreal Engine のどちらの開発ワークフローともつなぐことができます。HP ではお客様のカテゴリ別に 4 つのプランを用意しています。
- Core:無料のセンサーデータが付属
- Academic:完全な HP Omnicept SDK(認知負荷)が無料で付属(教育目的での使用のみ、それ以外の用途は 2% の収益分配)
- Developer:完全な HP Omnicept SDK(認知負荷)が付属(2% の収益分配)
- Enterprise:完全な HP Omnicept SDK(認知負荷)+ エンタープライズサービスパック(開発者の永続ライセンス、プレミアムサポート、5 つのランタイムライセンスが付属)
付属の年間ランタイムライセンス以外に、段階的なボリューム価格をご利用いただけます。詳細については、www.hp.com/omnicept でご確認ください。
開発者ポータルにアクセスして、無料バージョンの Omnicept SDK をダウンロードしてください。センサーデータにアクセスするには、Omnicept SDK をダウンロードする必要があります。
このような懸念はごもっともです。HP は 80 年を超えて運営している信頼性の高いブランドで、お客様のセキュリティとプライバシーを重視しています。大まかに、次のことを実践するよう努めています。
1. HP は世界で最も安全性の高い PC を取り揃えています。HP はセキュリティを妥協しない堅牢な機能を積み重ねることで、業界の信頼を集めています。
2. HP のグローバルプライバシーオフィスが、HP のさまざまな部門や製品が関連法令や社内のコンプライアンスポリシーに準拠するのを支援しています。また、外部のソートリーダーやアドバイザーと協力して、プライバシープログラムやポリシーを評価しています。
3. HP Omnicept Solution を介してキャプチャされたデータは、セキュリティで保護されて匿名化され、エンドユーザー(お客様のカスタマー)が全体として HP とデータを共有することに同意した場合にのみ、製品の改善のためにのみ使用されます。
データはローカルのオンサイトで処理され、クラウド内で匿名化されます。ヘッドセットにはデータは一切保存されず、HP からはエンドユーザーを識別できません。匿名化されたデータが HP に送信される前には必ず(HP をサードパーティとして認識しているパートナーを介した)エンドユーザーの同意が必要であり、同意があった場合はそのパートナーが匿名化されたデータを HP に送信します。この匿名化されたデータはその後、HP のデータリテンションポリシーに従ってセキュリティで保護されたクラウドに保存され、毎年消去されます。
HP に戻ってくる匿名化されたデータは、HP の Omnicept プラットフォームの機械学習のパフォーマンスの継続的改善を支援するために、他のすべての匿名化されたデータや構造化されていないデータに集約されます。それらデータは、HP 独自のビジネスデータなど、HP のありとあらゆる機微なデータのうち、最も高いレベルのセキュリティが設定された、HP サーバーインフラストラクチャに格納されます。HP Omnicept の一部のパートナーから戻ってくる匿名化されたデータには、機械学習に携わっている HP の Omnicept エンジニアのみがアクセスできます。
データはヘッドセットには一切保存されません。HP に送信される匿名化されたデータは、送信前にユーザーの同意が求められ、その後 HP のデータリテンションポリシーに従ってクラウドに保存され、毎年消去されます。ヘッドセットには、プライバシーコントロールがアプリケーションに組み込まれており、ユーザーはヘッドセット内のセンサーをオフにすることができます。HP が受け取る匿名化された一切のデータは、製品の改善にのみ活用され、データが売買されることはありません。
免責事項
- VR アプリケーションの互換性が必要です。HP Omnicept の 30 日間のトライアル版は、HP Developers Portal からダウンロードしてください。トライアル期間終了後、機能はセンサーデータに限定されます。引き続き全機能を使用するには、再販モデルにロイヤリティライセンスが必要です。エンタープライズのお客様や政府関連のお客様には、シートごとの開発者およびランタイムライセンスが必要です。特定の国でのみ利用できます。詳細については、https://www.hp.com/omnicept でご確認ください。
- HP 社内の分析に基づいて、50,000 台以上のテザー型 VR ヘッドセットを出荷している会社。2020 年 3 月時点でのパネルのピクセル数に基づく解像度。
- HP VR スペーシャルオーディオの統合には HP Omnicept SDK が必要です。Unity と Unreal Engine のプラグインが必要です。
- HP Reverb G2 Omnicept Edition は別売りであり、HP Omnicept SDK を使用するのに必要です。