製品

Unity Simulation Pro

Unity ランタイムのシミュレーション用に最適化されたバージョンを通じて、スケーラブルなシミュレーションの真価を発揮します。

最先端のシミュレーションをスピードアップ

デジタルツインやメタバースなど、現実の世界を模倣するには、無数のセンサーと複数のアバターやエージェントを使用して、最先端の環境のシミュレーションを行うことが伴います。

シミュレーション用に最適化されたランタイムビルドである Unity Simulation Pro を使用すると、それらのシミュレーションをオンプレミスまたはプライベートクラウドで大規模に実行することで、強力なシミュレーションのテストとトレーニングがより簡単かつ高速になり、よりコスト効率が高くなります。

仕組み

Unity Simulation Pro は、シミュレーションの恩恵を受けないシステムへの依存関係を取り除くことで、インフラストラクチャへの投資を最大化する効率的で最適化されたソリューションを提供します。主な機能として、ヘッドレスレンダリング(Unity Player をヘッドレスで実行する)とマルチ GPU 分散レンダリングの 2 つがあります。

ヘッドレスレンダリングビルド 

ヘッドレスレンダリングは、X サーバーやウィンドウマネージャーに依存することなく、純粋なヘッドレス方式で実行するよう最適化された Unity Linux ランタイムのシミュレーションに特化したバージョンです。

これにより、シミュレーションに特化したパフォーマンス上の利点が得られ、内部ベンチマークベースでシミュレーションの効率を最大で 50% 改善できます。

マルチ GPU 分散レンダリング

分散レンダリングは、レンダーパイプラインからユーザースクリプトと CPU タスクの実行を切り離すことで、複数のアクセラレーターと複数のホストでレンダリングワークロードが共有されるようにします。

この機能は、次のもののシミュレーションを行うときに役立ちます。

  • 複数のカメラ(センサー) 
  • 長時間にわたってレンダリングされる複雑なシーン
  • ハードウェアインザループ(HIL)またはソフトウェアインザループ(SIL)シミュレーションが関与する高スループットコシミュレーション
顧客事例

具現化された AI エージェントのトレーニング

Allen Institute for AI(AI2)は、強化学習と Unity Simulation Pro を使用して、物を避けながら室内を動き回るロボットのトレーニングを行いました。Unity Simulation Pro により、プロセスが 1 GPU/200 fps から 32 GPU/5,000 fps 以上にスピードアップしました。2 週間以上かかっていたロボットのトレーニングにかかる時間が、2 時間未満に短縮されました。

Abhinav Gupta, Associate Professor, Carnegie Mellon University

「AI2-THOR は、屋内シーンの最も多様なリポジトリを備えた先駆的なシミュレーションプラットフォームで、非常にリアルなシミュレーションを実現しますが、忠実度の高さにより大量の演算が必要とされます。Unity Simulation Pro をベースに構築された AI2-THOR のヘッドレスバージョンを使用すると、大規模なクラスターでモデルのトレーニングを行うことができます。かつて完了までに数週間かかっていた実験が、今ではわずか数日で終わらせることができるようになりました。」

Abhinav Gupta, Associate Professor, Carnegie Mellon University

主なメリット

時間効率が良い

シミュレーションを分散して実行することで、より多くのイテレーションとテストを行うことができます。フィードバックループを強化すると、より短い時間で結果が得られ、インサイト取得までにかかる時間が短縮されます。

ヘッドレスレンダリング

ヘッドレスレンダリングのサポートが備わった Linux ベース(Vulkan のみ)のビルドターゲットにより、レンダーパイプライン内のフレームバッファからデータを読み取ってディスクに書き込むことができるため、シミュレーションワークロードの実行には必要とされないことが多い、画像をサーフェスに表示するオーバーヘッドが取り除かれます。

高シミュレーションスループット

プロジェクト内の複数のカメラセンサーを複数のアクセラレーターにわたってローカルまたはクラウド内で実行することで、Unity Simulation プロジェクト内で高スループットを維持します。分散レンダリングは、CPU で実行されるユーザースクリプトの実行を、アクセラレーターで実行される基礎となるレンダーパイプラインから切り離します。

ランタイムプレイヤーのコンテナー化

ウィンドウシステムへの依存関係を取り除くことで、ビルドターゲットから生成された実行ファイルをさまざまな環境で柔軟に実行できます。適切な NVIDIA-Docker セットアップにより、X のセットアップについて気にすることなく、アプリケーションをコンテナー化することもできます。

シミュレーションのパフォーマンスを最適化する

Unity ランタイムのシミュレーションが最適化されたバージョンで何ができるかについては、お問い合わせください。
 

よくあるご質問(FAQ)

Unity Simulation Pro の利用料金はいくらですか?

価格はお使いのインフラストラクチャによって異なります。見積りが必要な方は、お問い合わせください。

Unity Simulation Pro と Unity Pro ランタイムの違いは何ですか?別のライセンスが必要ですか?

Unity Simulation Pro は、Unity Pro ランタイムのシミュレーションが最適化されたバージョンです。使用するには、別途ライセンスが必要です。

Unity Simulation Pro はどのサーバーとオペレーティングシステムに対応していますか?

マルチ GPU 分散レンダリングは、あらゆるオペレーティングシステムで実行できます。ヘッドレスレンダリングは Linux でのみ使用できます。

Unity Simulation Pro はどのバージョンの Unity に対応していますか?

Unity 2020.3 以上に対応しています。

Unity Simulation Pro はどの LTS バージョンで使用すればよいですか?

Unity 2020 LTS(2020.3)を使用してください。

ヘッドレスレンダリングとマルチ GPU 分散レンダリングの両方を使用することはできますか?

ヘッドレスレンダリングとマルチ GPU 分散レンダリングは両方とも、Unity Simulation Pro 内で別個の機能として利用できます。プロジェクトのニーズに合わせて、一方を使用することも、両方を使用することもできます。

マネージドクラウド内で Unity Simulation Pro を実行することはできますか?

詳細については、お問い合わせください。

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