用語集
アンビソニックオーディオ
アンビソニックなオーディオとは
アンビソニックなオーディオとは、全方向からの音をキャプチャして再現し、リアルな空間オーディオを提供することです。仮想現実や 3D 環境への没入感を高める全天球サラウンドサウンド技術のことです。
アンビソニックなオーディオのしくみ
アンビソニックな技術は、個々のスピーカーに特定の音を割り当てる従来のチャンネルベースのオーディオシステムとは異なり、音を完全な球面としてエンコードします。このアプローチにより、ユーザーの動きや向きにリアルタイムで反応する動的なオーディオレンダリングが可能になります。XR ヘッドセットを装着しているユーザーが頭を回転させるときは特に重要です。
エンコードされた音場は、元の録音を再設定せずに、さまざまなスピーカー構成やヘッドホン出力に合わせてデコードできます。開発者は、まとまりのある環境サウンドスケープを作成するために、360 度のビジュアルコンテンツとともにアンビソニックオーディオを実装することがよくあります。
この技術を実装するには、追加の演算リソースと特殊な制作技術が必要になる可能性がありますが、結果として得られるオーディオの忠実度は、仮想環境での存在感を劇的に高めます。
アンビソニックなオーディオの使い方
これは、建築音響シミュレーションから、音による空間認識がユーザーに重要な情報を提供する没入型トレーニングシナリオまで、幅広いアプリケーションで特に威力を発揮します。
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