Digital Pill：Unity のケーススタディ
開発およびパブリッシングスタジオである Digital Pill は、できるだけ多くの人に素晴らしいゲーミング体験を提供することに最も力を入れています。野心を実現するために、サードパーティアプリストアを検討することにしました。そうして Unity Distribution Portal を発見し、国際的なパブリッシングプランを結実させることができました。
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課題
限られたスタジオリソースを異なるデベロッパーポータルの検索、エンゲージメント、管理に縛り付けておくことなく、できるだけ多くのグローバルゲーマーにリーチする
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プラットフォーム
Android、iOS
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チームメンバー
Egor Tarasov（CEO）
Ivan Shirinkin（CTO）
Aleksey Merzlyakov（プロデューサー）
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所在地
ロシア、モスクワ
Digital Pill team
Unity Distribution Portal を介して世界中からプレイヤーを獲得し、楽しませる
戦術的 RPG、『Chaos Lords』の人気により、Digital Pill のフットプリントは近年拡大しました。さらに、モバイルゲーム配布に最もよく使われる 2 つのアプリストア以外にも拡大することを検討しています。彼らは、より多くの市場を見つけることはより多くのプレイヤーを見つけることを意味すると知っており、そのためにあまり知られていない水域に挑むことを恐れていません。
成果
- UDP のシンプルなハブスタイルプラットフォームにより、新しいマーケットに迅速に移行できた
- 摩擦は皆無かそれに近い状態で、『Chaos Lords』を QooApp、TPAY、ONE ストア、および Mi GetApps にリリース
- 4,000 万人を超える新たな月間アクティブユーザー（MAU）にゲームを公開
プレイヤーファーストを心がける
Digital Pill には、ゲーミング業界における成功の意味について珍しい定義があります。すべてを収益に結び付けるのではなく、モバイルをプレイヤーが楽しめる魅力的な体験にすることを支援できたかどうかで成功を証明します。それが、4 年前の開始以降、彼らが目指してきたことです。そして、この体験を Google Play Store と Apple App Store のプレイヤーに限定せずに、追加のグローバルマーケットやもっと知名度の低いマーケットも模索しています。
Digital Pill の Tarasov 氏とその他 9 人のメンバーは、Unity を使用し、これらの価値観を念頭に置いて『Chaos Lords』をビルドしました。一から作り直す代わりに、よく知られたメカニクスと普及しているスタイルをオリジナルのゲームプレイとナラティブ要素に適用しました。その成果は、ストーリー性に優れたリアルタイム 2D 戦術 RPG です。これは、ユーザー体験を犠牲にせずに期待事項を定義します。
勝利の方程式、新しいフロンティア
Digital Pill の目標はプレイヤーを楽しませ、冒険心のはけ口を提供することなので、世界中のより多くのゲーマーが『Chaos Lords』を利用できるようにすることを望んでいました。しかし、開発作業を縮小したりリソースを危険に晒したりすることなく未開拓市場に進出できる必要がありました。そのため、Unity Distribution Portal を利用してリーチを拡大することを選びました。
常に時代を先取り
Tarasov 氏は、よく知られたアプリストアの現在のトレンドは、今後数年にさらに普及する代替マーケットプレイスに通じると判断しました。Newzoo から取得したこのグラフはその仮定を裏付け、2022 年までにサードパーティアプリストアからの収益は 172 億ドルという途方もない数値になることが予測されています。
Digital Pill は、競合他社よりも先にこれらのストアに配布すれば持続可能性と実行可能性のオポチュニティがより多く生まれることを認識しており、これらのストアのプレイヤーがより高品質のゲームへのアクセスを望んでいることも理解しています。
「現在、Google や Apple に対する圧力（税金や独占の問題）が高まっているため、タイミングはとても重要です。私たちの考えでは、こうしたすべての動向によって最終的に代替ストアに流入する人が増え、そればかりか代替ストアがより高品質のコンテンツを必要とするようになるので、この 2 つの要因から UDP に導かれました。」
1 つのポータルで 10 億人へ
Digital Pill は UDP 開発者コンソールに集中しているため、これらのストアへの参入の障壁が低いこともわかりました。必要なビルドは 1 つだけで、ターゲットとするストアごとの SDK は UDP によって作成されるため、配布が大いに簡単になることがわかりました。
「私たちは段階的に『Chaos Lords』を QooApp、TPAY、ONE ストア、および Xiaomi にリリースしました。まもなく、Huawei の AppGallery と Samsung Galaxy Store にもリリースする予定です」と Tarasov 氏は言います。
コスト効果が高く安定したワークフローはチームにとって優先順位の高い項目であるため、これらのストアへのサインアップと『Chaos Lords』の提出はできるだけ摩擦がないようにする必要がありました。UDP が提供する一元的なハブ体験がこのソリューションを提供しました。
学びやすく手厚いサポート
Tarasov 氏は、Unity Distribution Portal は最初の学習および実装曲線が小さく、ナレッジベースとサポートチームが課題の克服を支援してくれたと言っています。
「初期の統合および使用の観点から、私たちは非常に小さな問題に直面しました。10 個のうち 9 個は UDP とストアのドキュメントを読むだけで解決しました。また、このプロセス全体を通して連絡をとっていたカスタマーサポートの担当者とマネージャーなど、Unity チームから受けた熱意とサポートの量を強調したいと思います。」
これは、Digital Pill がゲームを UDP のパートナーストアに配置する恩恵を受け始めるのに障壁がなかったことを意味していました。
ストアとプレイヤーにより高い価値を提供
UDP は、通常は個々のゲームビルドを個々のストアに提出する際に生じるリソースドレインと時間のコミットメントを排除することで、Digital Pill が『Chaos Lords』をさらに大規模なグローバルオーディエンスに提供できるようにしました。
全体的な体験により、Tarasov 氏はスタジオとストアパートナーの関係を深めることができました。
「私たちは、ブランド化されたサーバー（特定のストア専用）や、プレイヤーのリテンションを向上させる特別なコンテンツなど、ストアと協調し対話する機会について常に考えています。私たちはこれが将来と考えています。つまり、ストアをトラフィックのソースとして見るだけでなく、最終顧客に追加の価値をもたら長期的なパートナーと見なします。」
UDP のおかげで、これらの『chaos lord』はモバイルゲーム配布プランに大いなる秩序をもたらす優れた方法を見つけました。途方もない数の熱心な新規プレイヤーにアクセスできる世界中のストアと提携することです。