Unity AI

Unity Muse は生成 AI をベースとし、さまざまなタイプの AI モデルによって各機能を実現しています。

Muse Chat を作成するために、Unity はサードパーティ製の大規模言語モデル（LLM）を認可し、それらを Unity 独自の技術ドキュメント（マニュアル、リリースノート、チュートリアル、スクリプティングガイドなど）に組み込みました。

スプライトやテクスチャを生成するために、Unity が所有またはライセンスを持つデータや画像のみを使用して、独自のモデルを構築しました。これらのモデルのトレーニング方法について詳しくは、責任ある AI とモデルの強化トレーニングに関する Unity のブログ記事を参照してください。

Unity は独自の AI 機能や Muse でできることを継続的に改善するために、ユーザーのコンテンツデータを収集しています。これにより、Unity のユースケースに合わせてより優れたモデルのトレーニングを行うことができます。Muse のサブスクリプションに初めて登録すると、Chat のオンボーディング中に、データの共有をオフにするオプションが表示されます。また、データ共有設定は「設定」メニューからいつでも変更できます。

Unity とのデータ共有はいつでもオフにすることができます。Muse の設定ではさまざまな種類のデータを調整できます。例えば、製品の使用状況データはクッキーの設定で調整できるほか、モデルの改善や最適化のために格納されている「コンテンツデータ」は Muse のアカウントページで調整できます。

Unity が収集するデータの詳細については、Unity の利用規約とプライバシーポリシーを参照してください。また、コンテンツデータについては、以下または Unity Muse のプライバシーポリシーで確認してください。

一般公開されている Unity Muse の製品については、モデルのトレーニングのための一定のデータ（「コンテンツデータ」）の共有を、いつでもオフに変えることができます。 プレリリースの製品については、製品改善のために使用状況データとコンテンツデータが不可欠であり、多くの場合、このようなデータの共有がそれらの製品を利用するための条件となっています。Unity の実験的段階の機能のために Unity とコンテンツデータを共有することに気が進まない場合は、製品が一般公開されるまで待つことをお勧めします。

プロンプトや入力で個人情報を共有することは絶対にしないでください。

Unity は、ユーザーによる入力やモデルからの出力のことを、「コンテンツデータ」と表現しています。これにはプロンプト、落書き、生成 AI で使用されるその他の情報が含まれることがあります。Unity は、Muse を改善し、今後の使い勝手を良くするために、ユーザーにコンテンツデータの共有をお願いする場合がありますが、ユーザーはいつでもコンテンツデータの共有のオンとオフを切り替えることができます。

Unity は Chat の開発に Azure AI と OpenAI を活用し、柔軟性が高く洗練された独自のシステムを構築するのに、業界で最も優れた手法を使用して、さまざまな実験を行いました。これにより、固有の質問ごとに最善の応答を提供するために、異なる LLM に切り替えることができます。

Unity と共有されたすべてのコンテンツデータは安全に格納されます。Azure AI や OpenAI がトレーニング目的で使用するためにコンテンツデータが共有されることはありません。

万が一、Unity のモデルのトレーニングにお客様が著作権を持つコンテンツが使われることがあった場合は、Unity のオンライン DMCA テイクダウン手続を通じて、お客様のコンテンツが Unity のモデルに取り込まれている可能性について、Unity に通告することができます。Unity のチームはあらゆる申し立てを手作業で確認し、お客様のコンテンツが使用されていることが確認できた際には、Unity のモデルでそのコンテンツを無効にします。

Muse Points とは、Unity Muse が結果を生成するために利用する生成単位のことです。アクションごとに消費される正確なポイント数は、リクエストを満たすのに必要な処理能力によって変わります。

Muse は Unity に対する基本コストの異なる複数の AI サービスを提供しているため、Muse のすべての機能にわたって有効な Muse Points を導入しました。これにより、AI サービスの使用量をどのように割り当てるかをユーザーが選択できるようにしました。

*早期アクセス後に変更される場合があります

Muse Points は、Muse 内のあらゆる機能を使用したコンテンツの生成に使用できます（プレリリースは除く）。一例として、ポイントを使用して Sprite や Texture でアセットを生成することや、Chat を使用して回答やインストラクションを取得すること、コードを構築することが挙げられます。

生成アクションを実行すると（テキストプロンプトを送信するなど）、Muse Points は自動的に消費されます。具体的には、Muse で以下のことを行うと、所定のポイントが消費されます。

• 任意のチャットアクション：1 回の生成につき 25 ポイント
• 任意のテクスチャアクション：1 回の生成につき 8 ポイント
• スプライトアクション（スタイルトレーニング（初期生成、バリエーション、修復など）を除く）：1 回の生成につき 4 ポイント
• Sprite のスタイルトレーニング：1 回のトレーニングにつき 200 ポイント

ユーザーが生成をリクエストしたときにエラーメッセージが生成された場合、ポイントは消費されません。

Muse の機能が拡張し、出力が改善されるに従って、Muse でできることや生成できる出力が増えていく可能性があります。

プレリリースとして提供される Muse の機能を使用した生成については、Muse Points は消費されません。

Muse Points はさまざまなことに使用可能で、自分のニーズに最も合った形でポイントを割り当てることができます。

ポイントを使用してできることの例をいくつか紹介します。

• 最大で 120 個の Chat の出力（回答、インストラクション、コードの生成など）
• 最大で 750 個の Sprite 生成（初期生成、バリエーション、修復など）
• 最大で 375 個の Texture 生成（初期生成、バリエーション、修復など）
• 最大合計 3,000 ポイントとなる上記の組み合わせ（例：60 個の Chat 出力、200 個の Sprite 生成、87 個の Texture 生成）

Unity Muse のサブスクリプションに登録すると、その月のみ有効な Muse Points を 3,000 ポイントもらえ、Muse のあらゆる機能の使用に充てることができます。Muse Points は、アカウントに追加された月内に消費する必要があり、翌月に持ち越すことはできません。毎月の請求サイクルの初めに、Muse Points が 3,000 ポイント新たに割り当てられます。 早期アクセス中、サブスクリプションのご契約者様は Muse Points の制限を受けないため、制限なしで生成をお楽しみいただけます。ただし、過剰な使用が確認された際には、生成に制限を設ける場合があります。いろいろとお試しになり、フィードバックをお寄せください。Unity は早期アクセス期間を、Muse エコシステムの全員（特に皆さん）にとって正しいモデルが何であるかについて理解を深めることに充てています。

Muse Points の残高は、Muse の各ツールの Unity Muse のメニューで確認できます。Muse アカウントで直接確認することもできます。

はい。組織内の Unity Muse のサブスクリプションを利用できるシートごとに、Muse Points が 3,000 ポイント付与されます。組織の合計 Muse Points は共有可能で、各ユーザーが個々に割り当てられた Muse Points 3,000 ポイントを超えて消費できます。例えば、Muse のサブスクリプションを利用できるシート数が 2 つである組織の Muse Points は合算して 6,000 ポイントであるため、その組織に所属する個人は合算して Muse Points を最大 6,000 ポイント消費できます。

Muse Points は毎月リセットされます。Unity Muse が早期アクセスにある間（2024 年春に終了）は、サイクル終了前に Muse Points の残高をすべて消費した場合でも引き続き生成できますが、早期アクセス中のある個人の過剰な使用により他のユーザーの使用が制限されるようなことがある場合は、アクセスに制限を設けることがあります。 早期アクセス後、ポイントの上限を超えた場合は、Muse Points の追加購入が必要になる場合があります。

Muse Points の制限が適用されるタイミングについては、2024 年春にこちらでご確認ください。

はい。プレリリースとしてマークされていない機能で生成された出力は、営利目的のプロジェクトに使用できます。

Unity Muse のサブスクリプションに関して追加のサポートが必要な場合は、Unity サポートにお問い合わせください。