Brian 氏と Anna McRae 氏が初めて出会ったのはアートスクールでした。そこで恋に落ちた 2 人はそれぞれビデオゲーム業界の道を歩み始め、環境アーティストとして『Midway』や『Blizzard』といった大ヒット作にかかわります。2 人は美しくて没入的な世界を創造することに情熱を燃やしました。
合わせて 27 年の業界経験を積んだ Brian 氏と Anna 氏は、リアルタイムシネマティクス作品を手がけるために独立します。そこを 2008 年のリーマンショックが直撃しました。「1 か月ですべてのクライアントを失い、全員解雇して店をたたまなければなりませんでした」と Brian 氏は当時を振り返ります。
2 人が 2011 年に立ち上げた開発スタジオ Fenix Fire は、灰から復活する不死鳥のように、失敗に終わった事業からの復活という思いを込めて名付けられました。1 本目のタイトル『Roboto』は、宇宙に旅立った恋人との再会を目指すロボットが繰り広げる横スクロールゲームで、iPhone と Android でリリースされると iTunes Store でトップ 10 入りを果たし、「Game of the Week」を獲得しました。